フルエナジーで新しいことに出会うたび、自分の力不足に毎日うちひしがれているインターンの桑原です。
わたしの自己紹介の通り、来年の春からITミドルベンチャーに就職します。
いまでは、ベンチャー企業に就職するのは珍しくなくなってきたかもしれませんが、それでもまだ特殊な道を歩もうとしているのかもしれません。
しかし、この意思決定は、自分自身の中では確固たる思いのもとに行われました。
このような決断にいたったのはこの大学生活の時間の過ごし方にあったと思います。
それは「長期インターンを経験したこと」でした。
- 現在、時間の使い方に疑問がある人
- 長期インターンのメリットがわからない人
- どんなインターン先がいいか悩んでいる人
そんなあなたに対して、学生のうちにフルエナジーを含めて3社の長期インターンを経験したわたしが、学生目線で「長期インターン」を全力で推していきたいと思います!
- 2017/5~2018/3:大阪にあるインバウンドコンサルティング会社のオウンドメディアのライターインターン
- 2018/3~2018/8:民泊運営会社のオペレーターインターン
- 2018/12~フルエナジーでバックオフィス業務の効率化を目指すインターン
そもそもインターンとは
海外ではインターンという概念が日本より浸透しています。
ロンドンにあるキャリア支援会社が運営する「all about career」が定めるインターンの定義を紹介します。
インターンとは雇用者が学生や院生に対し、職場で一定期間働く機会を与えることである。
また期間は1週間という短いものから12か月という長いものもあり、有給または無給である。「all about career」より翻訳し引用
したがって、インターンとは学生が社会に出る前に職場体験をすることができることを指します。
日本で企業が行うインターンは1日から最長5日が一般的です。
ですので、海外の定義とは異なります。
ここではこの定義に沿って、「1週間以上1年未満の企業での有給インターン」を長期インターンとみなし、話を進めます。
しかし3か月以上の勤務を原則に有給インターンを認める企業が多いです。
また有給インターンを採用する企業は主にスタートアップや中小企業です。
最近では当社を含め、社会人でもインターンとして採用することもあります。
インターンとバイトの差
もちろんわたしは大学入学当初から「インターンはすばらしい」といった考えはまったくありませんでした。
ではどのタイミングでこの思考にいたったか下記のフローチャートをご覧ください。
左の過程はわたしが大学入学当初から2年間ほどくすぶっていた時期の思考・行動の過程です。
右の過程は間違いに気づき、今に至るまでの道程です。
バイト先の環境にも、個人の考え方・モノの受け取り方にもよるため一概には言えません。
が、バイト中、
- 極力楽してお金を稼ぎたい
と思ったことありませんか?
また自分がアルバイトだという立場であるため、
- いくら自分の意見を提案したくても、その場に従うしかない
ということありませんか?
こうなるととことんその場しのぎの行動をとり、「惰性」と「妥協」と「自己嫌悪」のループが始まりかねません。
少なくともわたしはそうでした。
思考停止におちいることで、学ぼうとする気力がどんどん失われ、なんのために働き、なぜこの時間を費やしているのかわからなくなりました。
やはりこのような低いモチベーションの根源とは、「自分がアルバイトである」という自覚と、「アルバイトとしての待遇を受けている」という現実からやってくるのではないかとわたしは考えます。
アルバイトをされている方の中にも、このような惰性を跳ね返して、自分発信で頑張れる方もいらっしゃいます。(本当に尊敬します)
でも人間は、強いものにまかれ、楽な方向に逃げてしまう。
「努力して、なにかを得なくては!」とハッとしたのです。
だから思い切ってアルバイトという環境を変えてみました!
時間は有限です。
とくに学生の自由な時間はもっと貴重だと思います。
同じ時間を使って、同じ額を受け取るなら、+αが得られるものがあれば、一石二鳥ですよね!
長期インターンのメリット
まず3社長期インターンを経験した私の意見として、長期インターンのデメリットはほとんどないと断言します。
端的にメリットを以下に並べます。
- 社会人が実際にビジネスをしているところを見られる
- 会社とはどういうものかざっくりわかる
- いろいろな会社を経験できる
- スタートアップや中小企業という環境で一社員と同じ待遇で仕事に向き合える
- メンターに出会える
- 社会人になる覚悟が生まれる
- いい仲間に出会える
- 就活で語れる経験ができる
- スキルが身につく
- 勉強しながら収入を得られる
細かく説明する必要はなく、文字通り、すべての経験がこの先に役に立つと思います。
実際、長期インターンを通して得られた知見のおかげで、わたしの就活観が形成され、悔いのない就活ができました。
また就活がゴールではなく、この先生きていくうえでどういうキャリア形成をすべきかということを深く考えるきっかけにもなったのです。
メリットだらけの長期インターンは、できるうちにいろいろと経験しておくのが吉だとわたしは考えます。
長期インターン先の選び方
わたしのような一(いち)学生の経験でも、ここまで読み進めて下さったあなたは、インターンに対して前向きで、挑戦してみたいと考えていると思います。
ここで、わたしが考える「良いインターン先の選び方」について紹介いたします。
- インターンの情報媒体で条件をしぼって検索
- 気になった求人には積極的に気になるアピール
- 返信を待つ
- 返信が来たら自分の関心度を伝え、相手の関心度も見極める
- 面談のチャンスが舞い込めば、存分に自己アピール
- そのときの面談担当者の様子もしっかり観察
- 自分の成長に対するニーズと相手の求めるニーズが一致するか見極める
はじめにわたしがおすすめする情報サイトはこちらです。
ほかにも調べるとたくさん情報サイトがあると思いますので、自分に合ったサイトを探してみてください。そのなかで、興味があるに求人には積極的に自分の関心を採用担当者に伝えるべきです。
Wantedlyだと、「~人がエントリー中」という表記があります。
このような情報を見つつ、どこにアプローチをするか戦略を練り、「話を聞きたい」ボタンを押すといった、自分の関心を伝える手段をどんどん取っていきましょう。
その中で連絡をくれた企業には思いっきり自分の熱意を伝えていきましょう。
また、わたしの経験上、このような長期インターンを採用する企業には、「学生がどのように働くとその人のためになるか」ということを熱心に考えて下さる採用担当の方が多くいらっしゃいます。
それは面談中につたわるはずです。
面談の中で「自分の成長」と「会社がその人に与えられるもの」が一致し、その過程が会社のためになると判断してくれた場合には、採用につながります。
これを踏まえた自己アピールを熱意をこめながら行い、面談者と対話することを心掛けていくといいでしょう。
しかし中には、質の高い学生をインターンという名前で囲い、駒として扱おうとする企業がいるのも実情です。
その見極めは面談の時にする必要があります。
が、面談時にそういうのはなんとなく伝わってくるので、わかると思います。
会社も学生を選んでいるので、自身も会社を選ぶ立場であるということは忘れないでください。
このようにして、あなたの成長につながるインターン先を見つけ、実際に働くチャンスが得られることを祈っています!
まとめ
長期インターンについて、
- お金を稼ぐために費やす時間としても、自身の成長のためにも価値のあるものである
- 自身の成長を考えてくれる会社を選び、採用してもらえるように全力を注ぐことが必要である
ということを知ってほしいと思い、この記事を執筆しました。
正直なところ、こんな踏み込んだ話を書けるのは、この「フルエナジー」という会社が、「インターンという立場であるわたし」に真摯に向き合ってくれたからです。
「わたしの成長がフルエナジーのためになる」
と、考えてくれたからです。
このような企業に出会うことは、自身の将来にかけがえのないものになると思います。
「大学生」は人生の分岐点となるタイミングだと思います。
将来に向けて、自分が納得できる意思決定を下すべきです。
そのための判断材料をたくさん得られるのは、長期インターンという環境だと思います。
長期インターンに挑戦したみなさんが、より成長した自分に出会えますように!
そしてわたしももっと成長できるように「フルエナジー」でがんばります!