横文字が多いタイトルなので、まず簡単に説明しますね。
- Oracle Functions ⇒ サーバレスでOCIのリソース使えるよ!というサービス。まだ正式リリース前です
- Limited Availabilityプログラム ⇒ 期間限定でお試しくださいという、主にパートナー企業(OPN)向けのプログラム
- Shaun Smithさん ⇒ Oracle function製品担当マネジャー
少しご理解が進んだでしょうか?
弊社ではこのShaun Smithさんが製品担当されている、Oracle Functionsをお試し利用中です!
Limited Availabilityプログラムでフルエナジーが取り組んでいること
AWSでlambdaで実装している仕組みを置き換えるための検証環境構築
- 開発環境の定時停止&定時起動
- Google Trendsからの毎日のデータ収集
- パラレル画像処理
- インスタンスの自動回復処理の制御
ここで、実際に構築作業を行っている、エンジニア荒木の、取り組んでみて気づいたことや感想をご紹介します!
僕は以前にADS Lamdaを使用した経験があり、Oracle Functionと比べるとできることは似てるのですが、使い勝手には少し違いがあると感じました。Oracle Functionはより拡張性があり、使い手によって、色々な使い方ができると思いました。
本当にとても柔軟性が高いです。
というのもOracle FunctionはFN Projectというオラクル開発製品をもとに作られています。FN Project自体オープンソースで、自分で自由に細かい設定ができる特徴があります。具体的に例えば、
・複数のファンクションを連携させてアプリを実行
・FnサーバにAWS Lamdaのファンクションをインポートする
・linuxコマンドやスクリプトと、オラクルファンクションの機能を連携させる
といったものがあります。Oracle FunctionはそういったFN Projectの柔軟性が高いところを良く引き継いでいるのだと感じました。
このOracle FunctionsのLimited Availabilityプログラムに参加しつつ、先日弊社エンジニアの松本、福山、加藤、木原、荒木が製品担当マネジャーのShaun氏、日本オラクル担当者の方と日本で打合せをしました!
Shaun氏からはOracleFunctionsの事例について説明があり、
こちらからはプログラムを通して、使用してみた感想を共有しました。
また、弊社提供サービス「負荷テスト」のスパイクアクセスプランで、ぜひOracleFunctionを使ってみたいと思いを伝えました。
実際にミーティングに参加した荒木のコメントを紹介します!
Shaunさんから話を聞いて、本製品はコストパフォーマンスが非常に高いサービスだと感じました。
現在はLimited Availabilityプログラムで申請した人だけが利用できる状況ですが、
一般公開されたら様々なOCIサービスと連携ができるとのことで、とても期待しています。例えば、ログの可視化・オーケストレーションツールが使えるようになるなど。
また、弊社が希望している、Oracle Functionを用いた負荷テストの実現についても、Shaunさんより、前向きな返事をいただくことが出来、堅い握手を交わしました。
これは今回のミーティングの最大の成果だと感じています!
以上、我々のOracle FunctionsのLimited Availabilityプログラムにおける活動内容と、Shaun氏とのミーティング内容のご報告でした!Oracle Functions、そしてEventsやStreamingなど、Oracle Cloud InfrastractuteとしてはこのCloud Nativeの分野はますます注力されるとのことで、弊社としても引き続き注目していきます!
お仕事の依頼、その他弊社に関するお問い合わせなどお気軽にどうぞ。