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OCIの使い方2(データベース編)

この記事は最新更新日から、1年以上経過しています。

はじめに

これは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) のコンソール画面にアクセスして、データベースを作成する手順です。

前提

コンパートメント、VCN、SUBNETが作成済みであること。
OCIの使い方1

1.DB Systemの作成

Oracle Cloud Infrastructureデータベースサービスは、OCI上で稼働するOracle DatabaseのPaaSサービスです。仮想マシン、ベアメタル、Exadataまで様々な大きさのシェイプと設置形態を選択でき、ノード数もシングルノードと2ノードRACを選択できます。

DatabaseのBare Metal,VM,and Exadataを選択します。

Launch DB Systemボタンを押して、データベース作成画面を開きます。

① DISPLAY NAME
DB System名を入れます。ユニークである必要はありません。

② AVAILABILITY DOMAIN
ADを選択します。

③ SHAPE TYPE
SHAPE TYPEを選択します。今回は仮想マシンを選びます。

④ SHAPE
割り当てたいCPUとMemoryのサイズのSHAPEを選択します。
以下の表は仮想マシンを選択した時のSHAPEです。

SHAPECPUMemory
VM.Standard2.1115GB
VM.Standard2.2230GB
VM.Standard2.4460GB
VM.Standard2.88120GB
VM.Standard2.1616240GB
VM.Standard2.2424320GB

⑤ ORACLE DATABASE SOFTWARE EDITION
エディションを選択します。選択できるのは以下の4種類です。

  • Standard Edition
  • Enterprise Edition
  • Enterprise Edition – High Performance
  • Enterprise Edition – Extreme Performance

⑥ AVAILABLE STORAGE SIZE
ストレージのサイズを選択します。

⑦ TOTAL STORAGE SIZE
自動で入ります。編集することはできません。

⑧ LICENSE TYPE
ライセンスタイプを選択します。
ライセンスを持っていない場合は、LICENSE INCLUDEDを選びます。

⑨ SSH PUBLIC KEY
公開鍵をファイルで指定するか、貼り付けるかを選択します。

⑩ SSH KEY
PASTE SSH KEYSを選んだ場合、公開鍵をCOPY&PASTEします。


⑪ VIRTUAL CLOUD NETWORK
作成済みのVCNを選択します。

⑫ CLIENT SUBNET
作成済みのサブネットを選択します。

⑬ HOSTNAME PREFIX
ホスト名はサブネット内でユニークな名前にします。

⑭ DATABASE NAME
データベース名を入れます。

⑮ DATABASE VERSION
データベースのバージョンを選択します。

⑯ PDB NAME
PDB名を入れます。

⑰ DATABASE ADMIN PASSWORD
管理ユーザ(SYS、SYSTEM、TED Wallet、PDB Admin)のパスワードを入れます。

[box class=”red_box” title=”パスワードのルール”]
少なくとも大文字2文字、小文字2文字、数値2つ、特殊文字2つを含む9文字~30文字のパスワード。
特殊文字は_(アンダースコア)、#(シャープ)、-(ハイフン)の3種類。
[/box]

パスワードのルール

少なくとも大文字2文字、小文字2文字、数値2つ、特殊文字2つを含む9文字~30文字のパスワード。 特殊文字は_(アンダースコア)、#(シャープ)、-(ハイフン)の3種類。

⑱ CONFIRM DATABASE ADMIN PASSWORD
⑰で入れたパスワードを入れます。

⑲ AUTOMATIC BACKUP
自動でバックアップを取る場合はチェックを入れます。

2.DB Systemにアクセスする

DB Systemを作成後、Provisioning(黄色)からAvailable(緑色)に変わったら完了です。

簡易的にアクセスの確認するためにグローバルIPアドレスを設定します。 各々の環境で適切なネットワークを設定してください。

1. グローバルIPアドレスをroute tableに追加します。
Edit Route Tablesボタンを押して、編集画面を開きます。

Another Route Ruleボタンを押して、グローバルIPを追加します。

2. 次に、security listにIngress Ruleを追加します。
Edit All Rulesボタンを押して、編集画面を開きます。

Another Ingress Ruleボタンを押して、Ingress Ruleを追加します。
SSHでアクセスするので22番ポートを設定します。

3. NodesからPublic IP Addressを調べます

4. ターミナルを起動してPublic IP Addressにアクセスします
(1)ユーザ名:opc
(2)秘密鍵:DB System作成時に指定した鍵

5. ログイン後、データベースが作成されていることを確認します。

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